問題です。これは何という漢字でしょう。 |
よくわかりました。ダイ(大)は音読みです。それでは、訓読みは何でしょうか。 |
よくできました。それでは、次にこの大という字に1画だけ付け足して漢字を作ってもらいましょう。 |
大 大 大 大
1問目、大という字に1画たして、動物を表します。何という漢字が出来ますか。 |
・犬です。
そうです。(赤のチョークで点を付ける。)イヌは音読みですか、訓読みですか。 |
・訓読みです。
では、音読みは? |
・ケンです。
その通り。2問目です。大という字に1画たした字。大きくなりすぎてダイエットが必要です。 |
・太いです。
その通り。(赤のチョークで点を付ける。)太いは、音読みか、訓読みか? |
・訓読みです。
正解。音読みではなんて読みますか。 |
・タ、タイです。
そうです。3問目。両手を広げて、空を仰ぎました。空にあるのは? |
・天です。
・テン、アマです。
それでは4つめ、スペシャル問題です。これがすぐに分かった人は漢字博士です。 |
子供のやる気をあおってさらに話す。
大という字に1画たすと、冠をつけた男の人を表します。(少し間をあける。) 今では大人の男の人、妻を持った男の人という意味です。 |
・夫です。(黒板の大を夫にする。)
すばらしい。あなたは漢字博士です。夫(おっと)は、音読み、訓読みのどちらでしょう。 音読みだと思う人?(挙手確認)、訓読みだと思う人?(挙手確認) |
人数を確認した後、話す。
正解は訓読みです。では、音読みでは何というでしょうか。 |
・児童・・無言
夫の音読みは、夫婦のフウです。フという読み方もあります。 |
最後にまとめる。
このように人間の手足を大きく広げた様子を大という漢字にし、そこから4つの漢字が出来ました。 |
参考図書 「漢字文化」をこう教える第4学年 (明治図書)